外壁塗装会社の経営支援サービス-ソトエル

2023年最新|建設業の仕事の取り方を徹底解説!集客×営業で売上UP

一人親方や建設業を営む経営者の方の中では、仕事の取り方がなかなかうまくいかず、悩む方も多くいるでしょう。例えば
「集客がうまくいかず、依頼数が減っている」
「営業を行ってもなかなか案件を取れない」
「利益を上げる適切な集客方法や営業の仕方がわからない」
このようなお悩みを抱えている建設業界の方も多くいるかもしれません。
そのような悩みを解決するには、自社に合った集客方法と営業方法を組み合わせる必要があります。今回は建設業における仕事のとり方について悩みや不安を抱えている方に向けて、集客と営業を組み合わせた効果的な仕事の取り方を徹底的に解説します。

建設業でこんな仕事の取り方ばかりは注意して!

建設業界では仕事の取り方によっては全く利益が出ないことと、大きな利益が出ることがあります。例えば知人の紹介で仕事を毎回受けている場合や、下請けの仕事ばかりを受けている場合、たくさん仕事を引き受けても大きな利益がなかなか出ないといった事もありえます。以下、それぞれの例について詳しく説明していきます。

知人の紹介で仕事を受けている

建設業を営む方の中には、知人の紹介で仕事を受けている方もいるでしょう。しかし、知り合いからの紹介だけで経営することにはリスクが伴います。それは紹介先と共倒れしてしまう可能性があることです。知人からの紹介に依存して仕事していると万が一その会社が倒産した時、仕事がなくなり、自社まで倒産する可能性もあります。紹介以外でも継続的に集客し、リスクを分散させましょう。

下請けの仕事ばかりを受けている

建設業では扱う仕事が下請けの仕事であることがよくあります。独立当社や案件がどうしても取れない時期における下請けの案件は非常に大切です。しかし下請けの中でも孫請けひ孫請けといった状態で働くと利益が出にくくなり、労働時間が長いにもかかわらず売り上げがなかなか上がらないので効率が悪くなってしまいます。一定会社の売上が経つようになったら、下請けではなく元請けとなって仕事を獲得するための方法も考えることが重要となります。

仕事を取るために考えておくべきこと(3C分析)

仕事の量を増やすためには、まず効果的なマーケティング戦略を練ることが重要です。自社のマーケティングを分析する際には3C分析という手法を取り入れると良いでしょう。
3C分析とは

  • 顧客:Customer
  • 競合:Competitor
  • 自社:Company

これらの頭文字を取って作られたツールのことです。顧客、競合、自社といったこの三つの要素は、集客をする上で欠かせません。顧客はどのようなサービスを求めているのか、競合はどのような強みを持っているのか、自社はどのような価値を与える業者なのか、どうやって競合と差別化するのかといったことを決めていきましょう。その上でターゲットとなるエリアや顧客層を決めることが大事です。以下3C分析の方法を具体的に紹介していきます。

市場・顧客の分析をする「顧客(Customer)」

まず初めに顧客について分析しましょう。顧客の分析や設定を行わないとどのような集客の施策を行っても、その効果がなかなか出ません。そして費用対効果を悪化させてしまいます。マーケティングを考える際には最初にどのような人をターゲットにするかを明確にすることが大切です。
例えば外壁塗装を専門とする建設業の会社のリスティング広告であれば「外壁塗装+エリア」の検索キーワードでホームページが表示されるべきです。しかしターゲットを設定をしていないとキーワードの設定なども定まらず専門外のキーワードでホームページが検索に出てきてしまうようになってしまいます。そうするとリスティング広告においては無駄な広告費用が生じてしまいます。
顧客について分析する際には、顧客がどのようなことに悩んでいるのか、そしてどのようなサービスを求めているのかを分析しましょう。同時にその市場が今後伸びていくのかや顧客がどのように業者を探すのかについても考えるといいでしょう。

競合の分析をする「競合(Competitor)」

次に競合について分析していきます。建設業であれば、同じエリアの同業者が競合となるでしょう。そして、それらの競合の弱みと強みを把握しましょう。競合と同じ強みを打ち出すのではなく、競合が応えられていないような顧客のニーズを知ることが大切です。

自社の強みを考える「自社(Company)」

最後に自社の強みを考え、どのように競合と差別化していくのかを練っていきます。顧客に対してどのような価値を与えられるのかについて思考し、自社の強みを打ち出していきましょう。

建設業の仕事を取るおすすめの集客方法

建設業の仕事を取る方法にはさまざまな方法があります。特に下請けからの仕事で頼っている会社や毎回知人からの紹介で仕事を受けている場合は、いつ仕事が無くなるか分かりません。その他の集客方法を行いリスクを分散させることが重要となります。ここでは建設業にオススメの集客方法を以下に詳しく紹介していきます。

ホームページを制作する

今や顧客がインターネットで情報収集することは主流となっています。建設業界においても、多くの顧客がサービスや会社の情報を調べています。そしてホームページを見た上で依頼する業者を決めるといったことも珍しくありません。そのため自社サイトを作ることは、利用者サービスについて知ってもらう上で非常に重要になります。ホームページを作成すると、会社の情報やサービス情報を顧客に提供できるだけでなく、インターネット上で24時間いつでも見積もり依頼や来店予約などができるようになります。またエンジン最適化(SEO対策)によって、検索結果上位に表示させることができるようになれば、さらに集客効果があがります。上位表示されると積極的にサービスを探していない潜在顧客も含めより多くの人にホームページを見てもらうことが可能になります。

Googleビジネスプロフィール(MEO)を運用する

Googleビジネスプロフィールは、Googleが無料で提供するツールのことです。またMEO対策とはマップエンジン最適化ともいい、主にGoogleMAPの検索結果で上位表示を目指す対策のことです。企業はGoogleビジネスプロフィールによってGoogle検索やGoogleマップ上で自社のビジネスをアピールすることができます。企業がGoogleビジネスプロフィールを利用する際は、まず企業の情報登録を行います。企業情報を入力する時はGoogle検索で顧客がすぐに見つけられるようなページを作成するようにしましょう。このプロフィールページを顧客が見ることで、サービスやお店の情報についての詳細を知ることができます。さらに、顧客がクチコミを投稿・確認し、会社に直接連絡することまでできるようになります。

リスティング広告の運用をする

リスティング広告とは、検索エンジンの結果に、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことを指します。リスティング広告を利用し、インターネットでサービスを探している顧客の目に留まれば、広告を出しているWebサイトに誘導できます。そのためリスティング広告は即時性のある効果的な広告といえるでしょう。費用はクリック数に応じて発生します。ただし、同じキーワードで競合が多い場合はその分費用がかかってしまう場合もあります。そのため、効果がでるまで広告費用がどのくらいかかるか予測しにくいというデメリットもあります。

SNSでお仕事に関する情報を発信する

現代は多くの人がスマートフォンを持っており、SNSも利用しています。そのため、SNSは集客戦略にはかかせない存在です。その中でもとくにInstagram、Twitter、Facebook、LINEなどのSNSは、建設業に興味関心がある方だけでなく、積極的にサービスを探していない潜在顧客にも情報を届けやすいツールです。SNSは、写真や動画なども活用することで会社の雰囲気や施工実績も伝えやすいという特徴があります。またSNSを通じて会社に関する情報を投稿するだけでなく、顧客とのやり取りも可能です。さらにSNSには情報拡散力もあるので多くの人に見てもらうことができます。ただし、炎上リスクには注意する必要がありますし、定期的な情報更新はかかせません。

チラシ・ポスティングをする

新聞の折り込みチラシやチラシの配布、広告のポスティングです。こうした集客の方法は

  • 自社の商業圏のエリアに絞って的確に広告を出すことができる
  • とくに高齢者にも見てもらいやすい
  • 紙媒体は手元に残せる

というメリットがあります。またホームページの制作に比べると初期費用もかかりにくいので手軽に始めることができるでしょう。ただし、新聞やチラシを見ない人にはアプローチしにくく、ポスティングする場合は制作費とは別で人件費も発生するといったことに注意する必要があります。

ポータルサイトに登録する

ポータルサイトや一括見積もり比較サイトといった多くの建設業の会社が掲載されているサイトに登録するのも集客につながります。どちらのサイトもリフォームなどを検討している顧客が多く利用しているため、お問い合わせ数が多数期待できます。ただし、競合が多い場合は他社との差別化が重要となります。また相見積もりとなる場合は価格競争に巻き込まれ、単価が下がる可能性もあります。

お仕事マッチングサービスに登録する

ここでいうマッチングサービスとは「こんな家を建てたい」と思っている人と、その要望を実現できる工務店や建設業の会社を繋げるサービスのことです。こうしたマッチングサービスに登録することで、顧客を見つけられるようになるので、自社で積極的に営業を行わなくても集客に成功することができます。ただしマッチングサービスを活用する場合は費用が必要になるのでその点に注意が必要です。

建設業の仕事を取るおすすめの営業方法

ここまでは、建設業における様々な集客の方法を紹介してきましたが、次に仕事をとるためのおすすめの営業方法について詳しく解説していきます。建設業においては、上記で紹介した集客方法を実施するだけでなく、工事の際に挨拶回りをする、ポスティングを行うといったような、直接お客様とやりとりする営業も大切になります。以下詳しく説明していきます。

会社・施工現場付近で直接営業をする

訪問営業といった直接営業は建設業界において昔からよく行われてきた営業方法です。お客様と対面で直接やり取りができるので、自社の強みを伝えやすく、お客様と信頼関係を築きやすいというメリットがあります。ただしどれだけ会話が弾んだとしても、外壁塗装や工事を考えていないタイミングでお客様に営業かけても成果は上がりません。そういった意味では効率が悪くなる可能性もあります。

工事の際の挨拶回りを活用する

工事の際に行う挨拶回りを上手く活用して認知度を広げるという方法もあります。この方法もお客様と直接やり取りができるので信頼関係を築きやすくなります。また営業とは違って警戒心を持たれにくく、工事の質が良ければ自宅の工事の際もお願いしたいと思ってもらえるのでおすすめです。

ポスティングと組み合わせて営業をする

多くの建設会社は地域に密着して会社を営んでいます。そのため、ターゲットとするエリアを絞って営業をかけられるポスティングを活用するのも一つの有効な営業方法です。上記で説明した営業方法と合わせてポスティングも一緒に行いましょう。そうすることでより営業の成果をアップさせることができます。

施策を実施する上で大切なこと

これまで集客の方法や営業の方法に関して様々な施策を紹介してきましたが、これらの施策を実施する上で大切なことがあります。それは複数の施策を実施してみること、継続的に情報を発信していくこと、分析や改善を繰り返していくことです。それぞれについて以下詳しく紹介していきます。

複数の施策を併用して行う

会社の売上を安定化させるためには一つの方法にこだわるのではなく、様々な手法を組み合わせて集客を行っていくことが大切です。例えばリスティング広告だけでうまく集客できていたとしても、いつか競争率が高くなり集客できなくなる可能性もあります。リスティング広告の競争率が高くなってしまった時のために、SNS運用やその他のWeb広告も活用していきましょう。複数の施策を実施する時は、問い合わせにつなげる手法や認知度を高める手法といったように目的別に活用することがオススメです。

継続的に情報を発信する

インターネット上に膨大な情報があふれる現代の社会では、継続的に自ら情報を発信していくことが必要です。そうでないと多くの情報に自社の情報が埋もれてしまうからです。特にSNSでは新鮮な情報が更新されていないと顧客から使われていないアカウントだと判断されることも少なくありません。顧客に役立つ情報を継続的に発信していくようにしましょう。

分析・改善を繰り返す

ただ、何も考えず集客施策を実施していても効率良く成果をあげることはできません。それぞれの集客施策はうまくいっているか、情報の更新頻度は適切か、情報の内容は適切かなど様々な角度から集客方法を分析し、改善を行なっていきましょう。分析・改善を繰り返す上では、集客施策を始める際に、その後の担当者や管理方法も併せて決定しておくことが有効となります。

集客と営業で元請けの仕事を増やそう!

いかがだったでしょうか。今回は建設業における仕事の取り方を徹底解説しました。建設業においては知人の紹介で仕事を受けている、下請けの仕事ばかりを受けているという会社も多くあります。しかし、それだけではなかなかうまく利益を安定させることができません。仕事を取るためには3C分析を行い複数の集客方法・営業方法を組み合わせていくことが大切です。営業と集客をうまく組み合わせて元請の仕事を増やしていきましょう!