外壁塗装業者の集客方法のひとつとして、チラシを活用されている方は多いですよね。
ただ、チラシでの集客には配布する地域や内容、タイミングなども考慮しなければなりません。今回は、集客につながる外壁塗装の当たりのチラシの作り方やポイントを徹底解説します。
「仕事を受注したいがうまくいかない」
「業者からすすめられたチラシを活用したが反響がよくなかった…」
「あの会社はチラシで集客に成功しているけど、一体どうやっているんだろう」
などとお悩みの外壁塗装の業者の皆さま必見です!
外壁塗装の集客にはチラシの配布が効果的!
外壁塗装の集客にはチラシの配布が効果的と言われているのには訳があります。
まず、外壁塗装業は地域密着型のビジネスなので、特定のエリアに密着して営業していく必要があるためです。チラシのクオリティや配布エリア、タイミングなどの戦略こそが売上につながります。また、チラシ本来の機能として、元々「そんなつもりのない」方にもアプローチすることができます。例えば、宅配ピザのチラシがポストに入っているのを見て「今日ピザでも注文しようかな」と思った経験のある方はいらっしゃいませんか?このように、チラシは、意識していなかった物事に対して、能動媒体として認知してもらいやすい効率的なツールです。
外壁塗装の当たりチラシで必ず入れておきたい内容
では、外壁塗装の「当たりチラシ」を作成するにはどうしたら良いのでしょうか。
「当たりチラシ」で必ず入れておきたい内容は以下の通りです。
- サービスの価格・内容
- 施工ビフォーアフターの写真
- 会社概要
- 社長や従業員の写真
- 施工実績やアフターフォローに関しての内容
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
サービスの価格・内容
サービスの価格や内容はしっかりと明記しましょう。反響率を上げたいがために、実態と異なるような見せかけの安い価格を記載するのはやめましょう。サービスの内容は、可能な限り詳細を記載します。それにより、透明性の高く、信頼できる外壁塗装業者であると感じてもらえます。塗料ごとの平米単価や、洗浄、足場の組み立てから撤去も合わせた費用まで掲載すると良いでしょう。
施工ビフォーアフターの写真
施工のビフォーアフターの写真は必ず掲載しましょう。どんなに「○○できます」「こう変わりました」と言葉だけで表現しても、写真の信頼感には敵いません。お客様が塗装をイメージしやすいように、こだわりのビフォーアフターの写真を掲載しましょう。
会社概要
ビジネスにおいて基本ですが、チラシに会社概要は必ず掲載しましょう。
社名や所在地、代表者の氏名、連絡先等を記載します。もし、ご自分が外壁塗装を依頼する場合をイメージいただくと、依頼する会社の概要を知りたいと考えるのは当然のことではないでしょうか。
お客様に信頼感を与え、安心してお問合せいただくためにも必要です。地域密着のビジネスですので、会社の所在地の地図を載せるとより丁寧な印象を与えることができます。
社長や従業員の写真
社長や従業員の写真も掲載しましょう。チラシを手にとっていただいた方に安心感を与え、誠実な企業であることを印象付けられます。全従業員の写真を掲載すれば、会社の雰囲気もより伝わりやすいです。外壁塗装工事は、決して安いものではありません。塗料や内容によっては、数百万の高額になるケースもありますので、なるべく安心感を与えることが重要です。
施工実績やアフターフォローに関しての内容
施工実績やアフターフォローに関しての内容は重要です。数値として魅せることのできる施工実績は、信頼を得やすく、見積もりや問い合わせにつながりやすいです。施工実績こそが技術力や知識の豊富さを伝える裏付けになります。写真を付けて「年間工事受注数〇〇件」のようにアピールすると良いでしょう。
また、アフターフォローについても明記しておきましょう。最近では、施工そのものだけではなく、工事後の定期点検の有無や、不具合、緊急時の対応を重視して外壁塗装業者を選ぶお客様も増えてきています。
外壁塗装の当たりチラシを作成するポイント
では、外壁塗装の当たりチラシを作成するポイントをご紹介します。
ポイントは大きく以下の5つです。
- 顧客ターゲットを明確にする
- 目を引くキャッチコピー
- 自社の強みをしっかり訴求する
- お得なキャンペーン情報の掲載
- お店側からお客様に伝えたいメッセージを載せる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
顧客ターゲットを明確にする
まずは顧客ターゲットを明確にしましょう。ここで言うターゲットとは、ざっくりしたものではなく、一般的に「ペルソナ」という理想の顧客像を指します。
年齢、性別、居住地、職業、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、ライフスタイルなど、顧客像を明確にします。
外壁塗装の当たりチラシを作成して反響率を高めるためには非常に大切なことです。
目を引くキャッチコピー
キャッチコピーとは、チラシを手に取った時に真っ先に目に入る大きな文字のことです。目を引くキャッチコピーを生み出すには、「自分目線(伝えたいこと)」「お客様へのメリット」「具体性」の3点を意識すると思い浮かびやすくなります。つい自分目線でのひとりよがりなキャッチコピーになりがちなので注意しましょう。
自社の強みをしっかり訴求する
自社の強みをしっかりと訴求している塗装業者の方が反響率が高いです。訴求する際のポイントは3つです。以下で詳しく見ていきます。
価格でアピールをする
誰もが気にするのはやはり価格帯。他社との差別化を図るためにわかりやすい訴求点です。ただし、「安さ」でアピールするということではありません。パフォーマンスに対して適切な価格であることをお客様に伝えられるかどうかがカギになります。
施工事例で他社との差をつける
施工事例を掲載して、「同じ料金でも丁寧な外壁塗装工事ができること」や「●日で完成」など施工事例で訴求する方法もあります。単に施工事例の写真を掲載するのではなく、自社ならではのこだわりのポイントや思いを記載することで深みが出るでしょう。
他社にはないアフターサービスの打ち出し
他の会社にはないアフターサービスを掲載することで問い合わせにつなげる方法もあります。多くの会社が掲載しているような基本的な内容では、チラシが埋もれてしまうので、アフターサービスで差をつけましょう。アフターサービスが手厚く、メインの施工以外にも注力していることをアピールできれば、より一層信頼感が高まります。
お得なキャンペーン情報の掲載
チラシには、お得なキャンペーン情報を掲載しましょう。”期間限定”や”割引クーポン”、”サービス特典”などは目を引きます。「今ならお得だから見てみようかな、行ってみようかな」と手にとっていただけるような内容をチラシに取り入れましょう。お得なキャンペーンとは、単に価格を下げれば良いというわけではありません。人は”限定”などの文言に惹きつけられやすいので、あくまで重要なのは「お得に感じるように見せる」ことが秘訣です。
お店側からお客様に伝えたいメッセージを載せる
外壁塗装業者がお客様に伝えたいメッセージとは、「何ができるのか」「どのくらいの実績があるのか」「安心して任せてほしい」などさまざまです。
具体的には「〇〇の塗装工事が得意であり、お客様にとって、〇〇(メリット)です。これまでの〇〇経験や実績〇〇があります。」というように、今抱えている思いをターゲットに向けてしっかりと伝えましょう。
そのメッセージが伝われば、必ず集客につながります。
ホームページもわかりやすく作成しお問い合わせにつなげる
ここまで当たりチラシについて解説してきましたが、近年ではチラシを見たあとにホームページも併せて確認する方が増えています。そのため、ホームページをわかりやすく作成しておく必要があります。
最近は、ホームページを保有している会社がほとんどであり、ホームページがあるかないかによって信頼感も変わってきます。まだホームページが無いという場合は開設し、ブログなどのコンテンツを増やして定期的に更新していきましょう。
ホームページから気軽に見積もり依頼ができるように、お問合せフォームを設置しておくことも忘れないでくださいね。
当たりのチラシを作成し外壁塗装の集客を成功させよう!
いかがでしたか?
今回は当たりチラシを作成する際のポイントをご紹介しました。
外壁塗装の集客を成功させるには、ターゲットとする顧客が知りたい情報は何かを考え、盛り込む必要があります。信頼してもらい、安心感を得てもらうためにもお客様目線に立って考えてみると良いです。
当たりチラシを作成して外壁塗装の集客が成功させるためにも、今回の記事をご参考いただけますと幸いです。