外壁塗装の売り上げを向上させるために、広告を出すことは必須です。しかし、
「そもそも広告をどう出せばいいのか分からない」
「広告を出すことで逆に悪徳業者と認識されないか不安」
「費用をかけたわりにはなかなか集客できない」
ということで悩む業者の方もいるでしょう。今回は外壁塗装業界における売り上げ向上につながる広告方法について徹底的に解説していきます！

外壁塗装も広告を出すことで集客・売上アップにつながる

既存のチラシやポスティングといったオフラインでの広告の出し方はSNSの利用者が比較的少ない高齢の方には有効です。しかし同時にSNSなども利用したオンラインでの広告も出すことで多くの潜在顧客にも情報が届くように広告を出すことが今や必須です。
外壁塗装の利用者はクチコミや評判を重視して選ぶことが分かっています。クチコミや評判の情報は既存の媒体だけではなかなか表現が難しい場合もあります。広告の種類や特徴を把握し、より集客や売り上げに効果的な広告を出せるようにしましょう。

広告の種類

広告には様々な種類がありますが、大きく分けてインターネットを利用したオンライン上でのWeb広告、チラシやポスティング、看板といったオフラインの広告があります。以下それぞれについて分かりやすく説明していきます。

Web広告

Web広告とはリスティング広告、SNS広告などのインターネットやSNSで表示される広告のことを指します。Web広告は少額から出稿することができ、また好きな時間にリアルタイムで配信することも可能です。インターネットならではの高い情報拡散力もあるため、企業やサービスについて知らない潜在顧客層にまで情報を届けることができます。また広告を出したあとは閲覧数などに関するデータを分析することで、広告の内容を修正しより質の高い広告を出すこともできます。

オフライン広告

オフライン広告とはチラシや看板、フリーペーパー、雑誌、ラジオといったインターネットを介さない広告のことを指します。オンラインでの広告とは違い、商業圏や見込み顧客などのターゲットを絞って情報を届けることができます。またオンラインでの広告と比較して競合が少なく、広告の露出も保証されるという特徴があります。

Web広告とオフライン広告の違い

Web広告とオフライン広告にはそれぞれ異なるメリットがあり、明確な特徴の違いがあります。大切なことはそれぞれの特徴を把握してバランスよくどちらも活用していくことです。以下、Web広告とオフライン広告それぞれのメリットを解説していきます。

Web広告のメリット

インターネットを利用したWeb広告には

• 低予算から始められる
• ターゲットを細かく設定できる
• 施策効果の分析と改善がしやすい

といった特徴があります。それぞれについて詳しく紹介します。

低予算から始められる

テレビコマーシャルに広告を出す場合、本数やエリアによっても異なりますが、一般的に数百万円はかかります。また雑誌広告も1ページあたり数十万円はかかります。これらの額はどの外壁塗装会社にとっても多額な費用といえるでしょう。しかしWeb広告であれば数千円から広告を出すことが可能です。広告にはあまり予算をかけたくないと考えている企業でもWeb上でなら十分に広告を出せる可能性があります。

ターゲットを細かく設定できる

Web広告の場合は居住地域や時間帯、性別、年齢、興味のある領域などを細かく指定できるため、情報をアピールしたいターゲットにピンポイントで訴求することが可能です。テレビや新聞の折り込みといった広告は不特定多数の人に対して情報を届けるため、集客が非効率になる可能性があります。しかしWeb広告はターゲットを絞りこむことができるので、お問合せやサービスの利用数を増やすことができ、結果的にコストパフォーマンスが高くなりやすいというメリットがあります。

施策効果の分析と改善がしやすい

新聞広告やテレビのCM広告といったオフラインでの広告は誰にどれくらい広告を見られたのかを把握することは困難です。しかしネットを使ったWeb広告の場合はどのようなユーザーが閲覧しているのか、どのような情報に興味をもってもらいやすいのかといった広告を出した結果を分析しやすいという特徴があります。このようなデータを分析することで課題を把握でき、集客方法を改善することが可能になります。興味をもってもらいやすいターゲットや効果的な広告内容など十分な情報を得て検証・改善を繰り返していくことで、より集客の成果が上がるでしょう。

オフライン広告のメリット

オンライン広告は少額でコストパフォーマンスの高い広告をうつことができますが、そのような成果を出すために専門的な知識や継続的な運用が必須になります。オフライン広告の場合はそのような必要がなく、

• 露出が保障されている
• 伝えられる情報量が多い
• エリアターゲティングがしやすい

といったメリットがあります。以下それぞれについて詳しく紹介します。

露出が保障されている

オフライン広告の場合、出稿すれば新聞やチラシなどに必ず掲載されます。しかしオンラインでの広告の場合は狙うキーワードによっては競合が多く、せっかく広告を出しても他競合の情報に埋もれてしまい、費用をかけてもなかなか露出されないという可能性もあります。オフライン広告の場合は広告を出せば露出される保障がされているため、事前にしっかり準備を行いターゲティングを的確に行えば高い宣伝効果を得られるでしょう。

伝えられる情報量が多い

オフライン広告の場合、一般的に広告を出すために多くの準備が必要になります。そのため、一度に伝えられる情報量も多く、サービスや会社の詳しい情報・価格などについて伝えられます。情報量が多いと広告を見た人にとっては安心感につながり、心理的ハードルも下がるのでお問合せ数の増加も期待できるでしょう。

エリアターゲティングがしやすい

チラシやフリーペーパーの掲載、オフラインでの広告は地域を絞ることが得意であるという特徴があります。とくに外壁塗装会社はその地域に根差した会社であることが多く、商業圏へのアプローチは非常に重要になります。エリアや情報を届けたい顧客を絞ることで宣伝の費用対効果をあげることができ、会社の売り上げアップにもつながるでしょう。

外壁塗装もやるべきおすすめの広告集客

最後に外壁塗装におすすめの、売り上げアップにつながる広告集客を紹介します。上記でも述べたようにオンラインでのWeb広告でもオフラインの広告でもどちらともそれぞれメリットがあるので、両者をバランスよく活用していくことが大切です。以下、外壁塗装会社がやるべき広告の種類を8つ紹介していきます。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの結果に、ユーザーが検索した特定のキーワードに連動して表示される広告のことを指します。リスティング広告を利用すれば検索結果の上位に表示されるようになるため、インターネットでサービスを探している顧客の目に留まり、広告を出しているWebサイトに誘導しやすくなります。そのためリスティング広告は即時性のある効果的な広告といえるでしょう。費用はクリック数に応じて発生しますが、リスティング広告に使える資金が多ければ、その分目立つところに表示することが可能です。ただし、同じキーワードで競合が多い場合はその分成果を出すまでに多く費用がかかってしまう場合もあります。そのため、宣伝の効果がでるまで広告費用がどのくらいかかるか予測しにくい面もあります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とはサイトやアプリ上にある広告枠に対して出稿する広告のことを指します。あるサイトやアプリなどでそこに記載されている内容とは異なる画像や動画を載せることが可能になります。画像や動画は会社やサービスの特徴や雰囲気、施工実績を伝えるのに非常に有効です。ディスプレイ広告はサービスについて知らなかった潜在顧客にまで情報を届けることができます。また何度も広告を見てもらうことも可能です。

SNS広告

SNS広告にはFacebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告などがあります。それぞれの媒体に広告を載せて表示させる方法です。たとえばFacebook広告の場合は細かいターゲットを設定し、Instagramと連動させて広告を出すことができるため、外壁塗装業界にとっても利用価値の高いものになります。広告を打ち出した後はデータの分析を行い、より効果的な宣伝ができるよう修繕・改善を繰り返しましょう。

チラシ

チラシによる広告は今まで主流でよく使われてきた手法です。今はインターネットによる広告の方法が主流になりつつありますが、それでも未だにチラシは非常に有効なマーケティングツールです。チラシは配布するエリアやターゲットを限定することができます。地域に根差した外壁塗装業者にとって、チラシやポスティングといった、地域の方にアプローチできる集客方法はとても効果的です。一方でチラシを使った広告は悪徳業者に間違われる可能性もあるので住所や塗料、価格を分かりやすく記載し、安心感・信頼感を感じさせるデザインにすることが大切です。

看板

道路わきなどに看板を立てる方法です。看板もチラシ同様昔からある人気の広告です。道路わきに立てる看板は地域の方やドライバーの方の目にとまりやすく、自社のことやサービスについて知ってもらえる機会を増やすことができます。看板を出す際には交差点や信号の近くなど多くの人が見る場所を選ぶようにしましょう。また近くに看板が少ない場所に設置するとより効果的です。

テレビやラジオのCM

テレビ・ラジオCMはとても認知度の高い広告手法です。全国区であれば一度に不特定多数の消費者へアプローチできます。テレビＣＭの場合は放映時間は短いものの音声・動画を用いた訴求を行えるため、視聴者の記憶に残りやすくなります。また有名人の起用やストーリー性をもたせることで、企業のブランディング効果も高めることができます。ただしこのような広告は制作費用・放映費用が高く、手軽に取り組めない点には注意が必要です。

交通広告

交通広告は電車やバスなど公共の交通機関を活用した手法です。路線によってエリアターゲティングも可能です。今までは電車の中づり広告など、紙媒体を用いた広告が一般的でしたが、現在は電子看板である「デジタルサイネージ」を使い、動画による訴求も行えます。どの時代においても交通機関は多くの生活者が利用するため、安定した宣伝効果が得られるでしょう。

雑誌広告

新聞・雑誌広告は媒体ごと異なるターゲティングが特徴の手法です。たとえば新聞は高齢者の読者層が多く、高齢者層へアプローチする際に有効です。雑誌広告は媒体によって読者層が異なります。外壁塗装会社の場合、インテリアや塗装関連の雑誌に絞ることで、ニーズのある顧客へアプローチできるでしょう。また新聞や有名雑誌であれば広告の信頼度が高く、顧客も安心して問い合わせを行えます。

外壁塗装も広告を上手に活用し集客・売上アップをしよう！

広告にはチラシやテレビCMといったインターネットを介さないオフライン広告と、リスティング広告やSNS広告といったインターネットを利用したオンラインでの広告があります。それぞれメリットや活用する際の注意点が異なるため、自社のサービスや特徴を理解し、どちらもバランスよく使いましょう。宣伝効果を高めることで集客や売り上げの向上が期待できます。上手に活用して集客や売り上げアップにつなげましょう！