外壁塗装会社の経営支援サービス-ソトエル

ショールームの開催は塗装屋の売上アップにつながる?メリットを解説!

塗装屋さんの中では定期的にショールームを開催している会社もあります。ショールームではお客様と塗装屋さんが直接やり取りでき、また実際にサンプルなどを見て触って確かめてもらえると言った様々なメリットもあります。しかし、塗装屋さんの中では
「ショールームをやってみたいけれど、どうやってやればいいかわからない」
「ショールームって本当に売上向上に効果があるのだろうか」
「ショールームを開催してもなかなか人が集まらない」
このような悩みを抱えている塗装会社の経営者の方もいるでしょう。
今回はショールームの開催のメリットや売上アップに繋がる開催時のポイントについて詳しく解説していきます。

塗装業におけるショールームとは?

塗装業者におけるショールームとは、塗装屋さんがお客様のために相談できるブースを開いたり、塗料のサンプルや家の模型などを使ってお客様が実際に見たり触れたりして体験できる展示場所のことを指します。塗装屋とお客様が直接やりとりするだけでなく、仕上がりの色や、艶といったものまで確認できるので、お客様の塗装に対する不安を取り除ける場所となっています。

ショールームを開催するメリット

ショールームを開催するには大きなメリットとして下記があります。それは、
「見て」「聞いて」「知れる」体験型展示会!
認知度が上がり塗装に興味がある人を増やせること
顧客の安心感につながり、成約率が上がること
見込み客を集客できるため営業の生産性が上がること
です。それぞれについて以下詳しく紹介していきます。

「見て」「聞いて」「知れる」体験型展示会!

ショールームとはお客様が実際に塗装屋さんから話を聞いたり、サンプルや模型を見たり触れたりすることができる場所です。外壁塗装や屋根塗装について不安なことを直接塗装屋さんに相談できるだけでなく、カラーシュミレーションを行ったり、塗料の比較を行うことができます。とくに外壁塗装は工事費用が決して安いものではなく、使う塗料によって仕上がりも異なります。塗装工事のプロに相談ができ、様々なメーカーの塗料を比較できるショールームはお客様にとって安心感を与えることができる場所となります。

認知度が上がり塗装に興味がある人を増やせる

ショールームを出店すると、周辺に住んでいる近隣の方や、近くを通った方に「この店は外壁塗装工事をしてくれる店なんだ」とアピールすることができます。今は外壁塗装について考えていなかったとしても、外壁塗装について気になった時に思い出しやすくなるでしょう。このようにショールームを開催し、外壁塗装工事をしてくれる店であることをより効果的にアピールするためには大きな看板を出し、外観で外壁塗装屋さんとはっきりと分かることが重要になります。

顧客の安心感につながり成約率が上がる

外壁塗装業界ではインターネットやSNSを利用した集客方法も盛んにあります。そんななかで直接外壁塗装のプロと話せる場所はとても価値のある場所となります。直接相談できるだけで成約率もあがりますし、お客様には塗料の色や明るさなども確認してもらえます。ショールームは説明もしやすいので、営業の力量があまりない営業マンにとっても成約率が高くなりやすいというメリットがあります。

見込み客を集客できるため営業の生産性が上がる

訪問営業では外壁塗装を考えているお客様でないとなかなか成約がとれないということがありますが、ショールームに来てくれるお客様はすでに外壁塗装に興味をもってくれている見込み客となるので、営業マンの訪問にかける時間を節約できるだけでなく、成約率も高められるというメリットがあります。ショールームでは見積もりやクロージングの際にお客様の方から足を運んでいただけるため、その短縮できた時間を接客時間にあて、より丁寧な接客もできるようになるでしょう。

塗装屋のショールームで人気のコンテンツ

塗装屋のショールームは様々な会社で開催されていますが、その内容も色々な種類があります。今回はお客様に人気のショールームのコンテンツを紹介していきます。

カラーシミュレーションで仕上がりをイメージできる

ショールームでは自分の気に入った色を外壁に塗った場合どのような見た目になるのかがわかるカラーシュミレーションが人気です。カラーシミュレーションではプロのカラースタイリストがお客様の目的や好みに合わせて色や質感、ツヤといったものを提案します。そしてカラーシュミレーションソフトと塗り板で色合わせを確認することができます。塗料の明るさや色を実際に目で見て、仕上がりがどのようになるのかを確認するのは大切なことです。そのため、カラーシミュレーションはお客様からはとても喜ばれるショールームのコンテンツになります。

施工の見積もりや相談ができる

ショールームでは施工の概算見積りや費用の相談についてもできます。塗装の専門家が塗料の種類や塗装工事についてしっかりとお客様の話を聞き、お客様の悩みを解決するので、相談ブースもショールームのなかではとても重要です。特に外壁塗装では、その工事費用の高さもお客様にとって大きな問題となります。どうすれば費用を抑えられるのか最低でもどのくらい費用はかかってしまうのかなど費用について、細かい相談も受け、お客様の不安感を軽減させましょう。

塗料について専門家の詳しい解説が聞ける

塗料について専門家の詳しい解説が聞けるのもお客様にとってはショールームの魅力の一つです。外壁塗装に使われる塗料はさまざまな種類があり、種類によって塗料の値段や特徴も全く違います。どの塗料を使えばいいのか、どのような塗り方をするのか、そういったことまで詳しくお客様と話すことができる時間はとても重要になります。

各メーカーの塗料の仕上がりを複数比較できる

ショールームでは各メーカーの塗料をたくさん揃えており、それらの仕上がりを一気に複数比較することができます。塗料は同じ色でもメーカーによってその機能性や仕上がりも異なります。そういった違いをショールームでは説明しやすく、お客さんも納得して塗料を選ぶことができます。

断熱・遮光塗料の体験もできる

店舗によっては最新の塗料の性能を実験キットを使って体験することができるお店もあります。塗料によっては断熱性や遮熱性といった機能性が高いものもあります。それらの塗料の効果がどのぐらいになるのか実験キットを使えば実際に体験することもできます。実体験でその効果を実感することはお客様にとっても楽しい時間となるでしょう。

施工事例、費用やお客様の声などリアルな情報を発信!

ショールームでは実際の施工事例の写真やお客様からの声などを展示することもできます。そのようなリアルな情報は、お客様にとって重要視する情報であり、サービス購入の決め手にもなります。施工事例では、ビフォーアフターが分かりやすい写真を展示するようにしましょう。お客様からの口コミも、顔写真や施工事例とともに展示するとより効果が上がります。

ショールームを開催する時の大事なポイント

最後にショールームを開催するときの大切なポイントを紹介していきます。ショールームはお客様との成約率を上げる重要な場所です。どのようなものを展示するかだけでなく、それをどのように見せるのかといったことや、ショールーム全体の雰囲気をどうやって作っていくのかといったこともとても大切になります。
コンテンツの配置や他者とは違う点をアピールすること、安心できる雰囲気づくりをすることについて以下、詳しく紹介していきます。

成約までの順序を考えコンテンツを配置する

ショールームではお客様に見せたいものをただ展示するだけでは効果は上がりません。お客様にとって塗装の魅力が最大限に伝わるようにポップや展示品を配置する必要があります。まず最初にお客様がどのようにショールームを回るのか導線を考えましょう。そして展示品をどの順序で見たり触ったりするのかを考え、配置を行います。更にそれぞれのブースでどのようなトークをし、成約まで繋げるかについて考えていきましょう。

他社とは違う点をアピールする

競合他社でも、自社と同じように、ショールームを開催している場合があります。ショールームで同じようなことをしているとなかなか自社を印象づけることが難しくなってしまいます。そのような場合は自社の強みを強調するようなコーナーを作ることが大切です。外壁塗装専門店としてのアピールや自社の最もおすすめできるサービスといったものを強調するコーナーを作りましょう。

お客様が安心できる雰囲気づくりをする

ショールームを最大限お客様に楽しんでもらうためには、お客様が安心できる雰囲気を作ることが大切です。せっかく来ていただいたのに居心地が悪いものであってはすぐに帰ってしまったり、再訪していただけないこともあります。ショールーム全体の色合いや広さ臭いといったことに気をつけて笑顔で対応しましょう。

塗装業で集客&売上アップをしたいならショールームを開催しよう!

いかがだったでしょうか。ショールームは塗装屋にとってお客様と直接やり取りをすることができ成約率もあがりやすい空間です。また、お客様にとっては実際に塗料の仕上がりといったものを見ることができるので安心感を抱きやすい場所になります。このようなショールームでの集客を成功させるためにはお客様の導線やコンテンツ作りを工夫する必要があります。お客様にとって有益で楽しいショールームを開催し集客と売上アップにつなげましょう!