「チラシを活用して集客したい!」とお考えの塗装屋の皆さまへ。おしゃれで目を引くデザインのチラシは、塗装屋の集客にぴったりのツールです。今回は、チラシのポスティング方法やメリット/デメリット、おしゃれなチラシのデザイン例をご紹介します。おしゃれで効果的なデザインチラシを活用できれば、ターゲットの目にとまりやすくなり、塗装のお問い合わせが増えることでしょう。
「チラシで塗装の集客をしたい」
「塗装屋におすすめのおしゃれなチラシのデザインを知りたい」
「どのようにチラシをポスティングすればよいのかわからない」
などのお悩みをお持ちの方は、ぜひ今回の記事をご参考ください。
塗装屋の集客にはチラシのポスティングがおすすめ
チラシのポスティングは、エリアや住居の形態など特定のターゲットに絞って宣伝が可能です。例えば、塗装屋のターゲットとして、比較的在宅している時間が長かったり、郵便物を確認する機会が多いような女性や高齢者をターゲットにするというのも良いでしょう。
どんな属性の人をターゲットにするか決めたら、まずターゲットが好むようなおしゃれなデザインのチラシを作成する必要があります。次にポイントを抑えた上で、作成したチラシをポスティングしていきましょう。
ポスティングにはこんなメリットが!
では次にさっそくポスティングのメリットについて見ていきましょう。ポスティングのメリットには
・潜在顧客にサービスを宣伝できる
・顧客ターゲットを絞って投函できる
・新聞を取らない層にも届けられる
・低価格で始められコストパフォーマンスが良い
・自分で配る場合、配布先とコミュニケーションが取れる
などがあります。それぞれについて以下詳しく紹介していきます。
潜在顧客にサービスを宣伝できる
現代は、スマートフォンひとつさえあれば、何でも手軽に多くの情報を得られる時代です。インターネットの普及により、得た情報を自分自身で選別していますよね。裏を返すと、自分が得ようとしない限り、知り得ない情報があるともいえます。つまり、自社のサービスを知らない潜在顧客へのアプローチを直接的に行う必要があります。
例えば、ポストに宅配寿司のチラシがポスティングされているのを見て、「今日は寿司の出前でも注文してみようかな」と思ったことはありませんか?それまではサービスを知らなかったり、利用する気がなかった人に対して、利用してもらうきっかけを作ることができます。
このように、潜在顧客にアプローチできることはポスティングならではのメリットです。
顧客ターゲットを絞って投函できる
ポスティングには、主に2種類の配布方法があります。
1つ目は、「ローラー配布」です。
指定された地域内にあるほぼすべての住戸にチラシを配布する方法です。ローラー配布は、より多くの人へ宣伝をしたい場合に適しています。
2つ目は、「セグメント配布」です。
マンションや一戸建てなどに対象を絞って配布する方法です。セグメント配布はアプローチをしても効果が期待できない層を避けて宣伝したい場合におすすめです。
ポスティングではこれら2つの使い分けが重要になっています。
新聞を取らない層にも届けられる
近年、新聞を購読している方は減少傾向にあります。そのため、昔は主流であった新聞の折り込みチラシでは、幅広く宣伝することが難しくなってきています。また、折込チラシは他のチラシに紛れてしまい、見てもらいにくいというデメリットもあります。
ポスティングは、ポストに直接チラシを投函するので、新聞を購読していない世帯に対しても宣伝ができます。ポスティングしたチラシは、折り込みチラシに比べて手に取ってもらいやすいので、視認率が高まると言われています。
低価格で始められコストパフォーマンスが良い
ポスティングの費用は配布方法や地域によって異なります。
目安として一般的な費用の相場は以下の通りです。
・ローラー配布:一枚あたり3~6円
・セグメント配布:一枚あたり5~10円
ダイレクトメールの場合は、1通あたり70〜80円が相場です。費用をできるだけ抑えつつ宣伝したいという方には、ポスティングが適しているでしょう。
他にも、WEB広告を用いた宣伝方法がありますが、PV数やクリック回数ごとで単価が決まるため、費用を把握しにくいというデメリットがあります。
ポスティングであれば、「1枚につき◯円」と料金体系もシンプルなのでわかりやすいですよね。
自分で配る場合、配布先とコミュニケーションが取れる
ポスティングは、一枚ずつ人の手で行います。そのため、機械的な印象を持たれにくく、ぬくもりを感じる広告手法といえます。最近は、ダイレクトメールを用いる方も増えてきていますが、人間味のある広告手法としてはポスティングならではのものです。
自分たちでポスティングする場合は、近隣の方とコミュニケーションを取ることで、反響が良くなる可能性もあります。チラシに載っていないことも聞かれるなど、ダイレクトメールの発送では得られないような反響も期待できますよ。
ポスティングのデメリット
一方でポスティングにもデメリットはあります。ポスティングのデメリットは、
・1日の配布枚数に限界がある
・場合によってはクレームになる
・雨や台風の日は配れない
などがあります。それぞれについて以下詳しく紹介していきます。
1日の配布枚数に限界がある
ポスティングはあくまで人力で行います。そのため、本人や配布スタッフが1日にポスティングできる部数は当然限られてきます。自社でおこなう場合は、一日のうちにできるだけ多くの人に宣伝したい場合は他の方法を検討する必要があります。
最近ではポスティングサービスも増えてきていますので、そういった手段も利用を検討してみましょう。
場合によってはクレームになる
時には、ポスティングによってクレームが発生することもあります。ポスティングは多様な業種の方々が利用し、様々なお考えをお持ちのお宅に配布するためです。もし、クレームになってしまった場合には真摯に受け止めて「チラシお断り」などの表示の有無を確認したり、入れ方などに気を付けましょう。そうすることで、クレームを減らすことが可能です。
雨や台風の日は配れない
雨の日や台風の日は、晴れの日に比べてポスティング作業の効率が悪くなってしまいがちです。雨でチラシが濡れてしまったり、風でチラシが飛ばされる可能性があります。万が一、雨で濡れたり破れてしまったチラシが投函されていた場合、クレームにも繋がりやすくなってしまうので注意が必要です。
集客に役立つおしゃれなチラシのポイント
ポスティング等のチラシを使った集客施策の効果を高めるには、チラシのデザイン性が重要になります。とくにおしゃれで顧客の目をひくようなデザインであれば、手にとってもらいやすくなります。また効果的に自社の強みやサービスを伝えるようなデザインも大切です。以下、集客効果を高めるおしゃれなチラシの具体的なポイントを紹介していきます。
セールを効果的にアピールできる目を引くおしゃれなデザイン
セールなどで割引感やお得感を伝えたいときは、まず「セール」といった言葉を大きく記載し目立たせましょう。また値段の変化を分かりやすく記載することも大切です。もともとどのくらいの価格で、どのぐらいお得になったのか分かるようにしましょう。目立たせたい文字や情報の装飾には赤色や黄色などを使い、お客様の購買意欲をかき立てましょう。原色の色はいくつも使うとごちゃごちゃする印象になるので、一色にとどめるよう注意しましょう。
内容が伝わりやすいスマートでおしゃれなデザイン
縦書きのチラシであれば、情報を立て向きに並べ、読みやすいようにしましょう。また文字のフォントは明朝体がおすすめです。「外壁塗装」などのように、どのような会社なのかについては大きな文字で一目で分かるように記載しましょう。載せたい情報が多くある場合でも情報を縦に並べ、うまく画像と組みわせることでスマートな印象を与えることができます。このような真面目な印象のチラシはミドルから高齢者をターゲットにする場合にとくにおすすめです。
優しい色合いで安心感が伝わるおしゃれなデザイン
暖かい色味を使ったナチュラルなデザインのチラシもおすすめです。原色を使ったチラシはアピールポイントが分かりやすいというメリットがありますが、色味が強すぎると逆に読んでもらえないこともあります。優しい色合いで安心感の伝わるデザインにすることでじっくり読んでもらえる可能性も高くなります。濃い原色の色を使わない場合でも値段や「外壁塗装」といった情報は大きめの文字で目立つように記載しましょう。
塗装屋さんのおしゃれなチラシの例
ここからは、塗装屋のおしゃれなチラシを紹介していきます。作成する際のデザインの参考にしてみてくださいね。
チラシの例①:赤が目を引く塗装工事チラシ
画像引用:チラサク 塗装会社A4片面カラーチラシデザイン事例
こちらのチラシは、赤を基調として白文字でインパクトのある字体を用いて文言を表記しています。塗装の種類ごとに価格帯がわかりやすく示されており、ひと目でパッと見て理解できる内容になっています。
施工者の顔写真付きで塗装工事の実績が記載されている点も、信頼感が持てるので良いですよね。
チラシの例②:スタイリッシュなデザインのチラシ
画像引用: チラサク 外壁塗装案内チラシ A4サイズ片面カラー
家の外観写真が中央に大きく配置されており、文言で多くを語るのではなく、「画像・写真」で訴求しているスタイリッシュなデザインになっています。
「我が家はどうかな〜…?」と自分の家と照らし合わせながら、きっかけや気づきを与えてくれるチラシです。
チラシの例③:アットホームな雰囲気のチラシ
画像引用: ラクスル チラシ・フライヤーの無料デザインテンプレート
写真と文章がバランス良くきれいに配置されているチラシです。メインの文字にグリーンが使われており、落ち着いたアットホームな雰囲気が出ています。知らない業者からポスティングをされた場合であっても、おしゃれで温かみのあるアットホームな雰囲気のチラシであれば、手にとって見てもらいやすくなります。
目を引くおしゃれなチラシを作成する方法
ここまで、塗装屋さんのおしゃれなチラシのデザインをご紹介してきました。
しかし中には、「おしゃれな塗装屋のチラシを作りたいけど、自分でデザインするのは難しい」「何から手につけたら良いかわからない」
という方も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、デザインを誰かに発注しましょう。
以下、おしゃれな塗装屋のチラシデザインを発注する3つの方法をご紹介します。
クラウドソーシングで外注する
ある程度、作成したいチラシのデザインが決まっていて、細かく指示を出したい場合は、ランサーズなどのクラウドソーシングでデザインを依頼するのがおすすめです。クラウドソーシングでは、「コンペ」を利用できます。
「コンペ」とは、クラウドソーシングの会員が、依頼の内容に沿って、デザインを作成して提案してくれるシステムです。
実際に決定したデザインに対してのみデザイン料を支払えばよいので、複数のデザインを見てから決めたい場合などにも向いています。
費用の相場は、10,000円〜30,000円くらいです。価格を上げれば、提案が多く集まりやすく選択肢が広がります。
抽象的に「○○なイメージにしてください」などのオーダーに対応してもらうことも可能です。
SNSで作ってくれる人を探す
SNS経由での依頼は、できるだけ費用をかけずにおしゃれなチラシのデザインを発注したいという方におすすめです。まずはInstagramやTwitterなどのSNSで、趣味や仕事としてイラストを描いている方を探しましょう。
ご自身の作品をSNS上やポートフォリオに投稿している方がほとんどですので、実際の作風を見た上で発注できる点がメリットといえます。費用は、一般的に10,000円程度といわれています。しかし、デザイナー個々人によって引き受けてもらえる価格が異なりますので、調整が必要です。SNSを経由する場合、個人間でのやりとりになるので、デザインが未完成のまま相手と連絡がつかなくなってしまったり、納期や価格で揉めたりするなどの問題が起こりやすいです。十分に注意しましょう。
チラシ制作会社に依頼する
「大至急デザインを発注したい」
「デザインは全くわからないので一からお願いしたい」
というような場合には、プロのチラシ作成会社に依頼するのがおすすめです。プロのチラシ作成会社であれば、チラシに入れたい内容や値段、大まかなイメージを伝えるだけで、おしゃれなデザインのチラシを作成してくれます。納期の相談や修正も柔軟に対応してくれることが多いので、最も手間がかからずにチラシを作成できるでしょう。
SNSやクラウドソーシングを活用する場合に比べて、提案が集まらないリスクや未納品となるリスクもありません。
最初から価格も決まっているので、もめることも少なく安心ですよね。
上記の中では、プロのチラシ作成会社に依頼することが一番おすすめです。
【まとめ】塗装屋もおしゃれなチラシを活用して集客をしよう!
いかがだったでしょうか。今回は、塗装屋のおしゃれなチラシのデザイン例や、ポスティングのメリットやデメリットをご紹介しました。
チラシのデザインは、アプローチしたい内容やターゲットに分けて、フォントや配色を変えると効果的です。また、折角おしゃれなチラシを作成しても、ポスティングのポイントを押さえておかなければ効果も半減してしまいます。ポスティングは、特定のターゲットに絞って宣伝することが可能ですので、メリットやデメリットを把握した上で行いましょう。
おしゃれなチラシをポスティングして、塗装屋の集客を成功させましょう!