外壁塗装の提案書は、紙に印刷して渡すか、PDFをメールで送るのが一般的です。しかしこの方法には、大きな弱点があります。渡したあと、お客様がそれをどうしているか、まったく見えないことです。
この記事では、提案書をWebページとして共有する「Web提案書」の仕組みと、それによって何が変わるのかを解説します。
紙・PDFの提案書の限界
提案書を紙やPDFで渡すと、そこで営業側の情報は途切れます。
- 開いてもらえたのか分からない
- どこを気にしているのか分からない
- 家族に見せてもらえたのか分からない
- 今が連絡すべきタイミングなのか分からない
外壁塗装は相見積もりが標準で、検討期間が数週間に及びます。その間、営業側は手がかりのないまま待つことになります。「そろそろ連絡してみようか」という勘だけが判断材料になり、早すぎれば急かす印象を与え、遅すぎれば他社に決まっている。
Web提案書とは
Web提案書とは、提案書をPDFや紙ではなく専用URLのWebページとして共有する方法です。お客様はURLを開くだけで、スマホでもパソコンでも提案内容を確認できます。
変わるのは3つの点です。
1. 渡し方が変わる
URLで共有できるため、LINEで送る、QRコードを見せて読み取ってもらう、といった方法が使えます。訪問時に印刷物を持参する必要がなく、現地調査のあとその場で送ることもできます。パスワードをかけて閲覧を制限することも可能です。
2. 中身が変わる
紙の制約がなくなるため、提案の中身も変わります。
- 劣化診断を部位ごとに写真付きで掲載できる
- 施工前後を比べるカラーシミュレーションを見せられる
- 複数プランを横並びで比較できる
- お客様が年数や金利を入力して月々の支払いを試算できる
また、内容を修正した場合も同じURLで最新版が表示されるため、古い見積書が手元に残ってしまう問題も起きません。
3. 閲覧状況が見える
これがWeb提案書の最も大きな違いです。お客様が提案書を開いたかどうか、どこを見たかが記録されます。
閲覧状況から何が分かるか
外壁塗装特化アプリ「ソトエル」のリーチ機能では、次のことが分かります。
- 閲覧の有無と回数:初回に開いた日時、その後の再閲覧の回数
- セクション別の滞在時間:見積もり、カラーシミュレーション、診断書など、どの項目を何秒見たか
- 閲覧者数の推定:複数の端末から開かれていれば、家族で検討している可能性が高い
- 再訪の有無:一度見たあと、また戻って見返しているか
たとえば「見積もりのページを3分見ていた」なら金額を検討している、「カラーシミュレーションを何度も見返している」なら色で迷っている、と推測できます。次の連絡で何を話すべきかが決まります。
通知は翌朝にまとめて届く
閲覧があったことは、翌朝8時に集約された通知として届きます(LINE通知に対応)。閲覧の瞬間にリアルタイムで通知が飛ぶ仕組みではありません。
これは実務に合わせた設計です。日中は現場に出ていることが多く、その都度通知が来ても対応できません。朝いちばんに「今日追客すべき案件」がまとまって分かる方が、行動につながります。
管理画面では、案件ごとの状態が「今すぐ追客」「反応あり」「未閲覧」「静か(最終閲覧から時間が経過)」に分類されて一覧表示されるため、朝の数分で優先順位を決められます。
誰が見たかは特定されない
記録されるのは閲覧の事実と端末の種別で、閲覧者個人が特定されるわけではありません。「匿名の閲覧者」として記録され、複数端末からの閲覧があった場合に「複数人が見ている可能性がある」と推測できる、という粒度です。
導入後、成約率が20%に改善した事例
元請けを始めたある店舗では、この仕組みを2026年5月後半に導入しました。ポータルサイト経由の案件に対する成約率は、導入前(4〜6月)の平均約7%から、7月には20%へ改善しています。
担当者からは、閲覧の通知が届くことで追客忘れがなくなったこと、お客様の反応の温度感が分かるようになったことが、変化として挙げられています。
追客の具体的な進め方は、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
紙やPDFの提案書は、渡した瞬間に営業側の情報が途切れます。Web提案書にすることで、渡し方が柔軟になり、提案の中身も充実し、そして何よりお客様の検討状況が見えるようになります。勘に頼った追客から抜け出したい場合には、有効な選択肢です。
ソトエルは現在、当サイト経由のお申し込みに限り、通常100,000円の初期費用が無料になる特典をご用意しています(月額7,980円〜)。まずは実際の画面で、Web提案書の仕組みを確かめてみてください。